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王立内科医大学

「限界はない。」 英国王立内科医協会北部の新拠点におけるAVデザインの限界への挑戦

顧客

1518年に設立されたRoyal College of Physicians of London (RCP) は、英国最古の医科大学です。RCPは、患者を中心とした臨床主導型の独立組織であり、英国および全世界において、疾病の診断、個々の患者のケア、全人口の健康状態の改善を推進しています。RCPの中核的使命は、アドボカシー活動、教育、研究を通じて健康と医療の改善を推進することです。

 

課題

ビルの大きさとそのバイオフィリックなインテリアデザイン、さらにフロア数とフレキシブルユーズルーム、そしてネットワーク対応のAV機器でそれらの間を「接続」する必要性から、ロジスティクス、プロジェクト計画、物理的な取り扱いが大きな課題となりました。

 

ソリューション

Spineの技術システムの設計には、ネットワークと構造化ケーブリングが多用されています。Danteを主要なオーディオトランスポートとして使用することで、必要なソリューションを簡単に統合できます。Sennheiserの事業ポートフォリオにある基礎的な製品は、完璧に適合することが証明されました。

英国内科医師会(Royal College of Physicians/RCP)は、リバプールの13 階建ての素晴らしい建物「The Spine」を新しい拠点として選びました。この建物の主要テナントとして、7 つのフロアを北部および教育指導機関のスタッフのオフィスやイベントおよびカンファレンス用のダイナミックなスペース(The Spineのスペース)に充てました。建物全体に最先端技術を完備したSennheiser とプロジェクトパートナーは、ネットワークに対応する最新の音響と映像機器で見事な模範例を実現しました。

RCP は公衆衛生を専門とする組織として、北部の拠点に賢明な選択をしました。「The Spine」は世界で最も衛生的な建物のひとつで、その設計は人体にインスピレーションを受けています。「The Spine」の独特な名前は、建物の北側に位置する人間の椎骨を連想させる印象的な幾何学形状の階段から名付けられています。この建物の 7 フロアは、試験、教育施設、対面、バーチャル、ハイブリッド用のカンファレンスルームや会議室、公共のカフェ、展示スペース、ネットワークエリアを収容しています。「The Spine」の独自のレイアウトには、バイオフィリック要素が適用され、建物全体に自然との強いつながりが築かれています。この建物は、人間の健康やウェルネスを支援・促進する機能を実行・検証・測定することを求める建造物、内部空間、コミュニティの最高基準である WELL 認証(WELL Building Standard)の戦略と精神に従い、WELL プラチナ認証を達成する目的で設計・構築されました。

 

医療専門家は、オーディオ専門家であるSennheiser に教育空間を任せました

The Spine での開発前に、RPC はすでに Sennheiser SpeechLine Digital Wireless とシーリングマイクロホン TeamConnect Ceiling 2 をロンドンの指定建造物 1 級の建物とその他の場所で使用していました。北部の新拠点をリバプールの The Spine に置いた RCP は、Sennheiserの製品群を標準化し、Sennheiser Control Cockpit ソフトウェアと MobileConnect の両方を使用したいと考えていました。RCP が SL Multi-Channel Receiver DW を使用するのは今回が初めてです。

RCP は AV システム設計を最終化するために Recursive Digitalを任命し、The Spine のスペースに適切なレベルの最先端技術を装備するために必要な製品を指定しました。Recursive Digital シニアテクノロジーコンサルタントのポール・マーシャル(Paul Marshall)氏は、Sennheiser 英国の Pro Audioソリューションのチャンネルセールスマネージャーのイネス・パテル( Inesh Patel)氏と緊密に連携し、プロジェクトに適した Sennheiser 製品を選択し、2020年春に Recursive Digital の入札を作成しました。

RCP はすでに Sennheiser 製品に満足していたため、コンサルタントのポール・マーシャル氏は喜んでこれらのソリューションを採用し、Recursive Digital のシステム設計に進みました。「私たちは RCP の既存製品ポートフォリオを理解したいと考えていました。また Sennheiser は当社と関係があるだけではなく RCP の長年のパートナーであるため、これを利用することは有意義でした。TeamConnect Ceiling 2、 MobileConnect、および Dante 対応のワイヤレスマイクシステム SpeechLine Digital Wireless は、この空間にふさわしいソリューションであり、設計に選択された他メーカーの製品にもシームレスに統合できます。RCP と Sennheiser との関係、製品への理解、およびがプロジェクト要件を満たす Sennheiser のサポートと製品が最も重要な要因でした」とマーシャル氏は述べています。

2020年の夏に、The Spine プロジェクトの RCP の入札が英国の複数のインテグレーターに公開され、Pure AV が選ばれました。「このテクノロジーが豊富なプロジェクトで RCP や Recursive Digital チームと仕事をする機会を持つことは、とてもエキサイティングでした。音響・映像設計を限界まで押し上げ、新しい技術の範囲を広げ、新開発の製品やソリューションについて最先端のメーカーと緊密に連携することができ、 Pure AV チームは真に能力を発揮することができました。私たちは、素晴らしい The Spine プロジェクトの開発に関与したことを誇りに思います。リバプール市では、これが今後何年も設計や技術の道しるべとなるでしょう」と Pure AV のグループセールスマネージャー、エイデン・クロウ氏(Aidan Crowe) は語ります。

工事は 2020年11月から始まり、2021年7月末に完成しました。新型コロナウイルスパンデミックにより起こされた不利な状況にも関わらず、 The Spine は予定日にオープンしました。

 

AV デザインの境界を押し広げる

多様なスペース、ユーザーアプリケーションの組み合わせ、建物の画期的な設計は、AV 機器の導入と効率的な設置の成功に対する課題です。この要件では、すべてのフロア、エリア、スペース間で AV システムが接続されるため、ネットワークインフラに重点が置かれました。「初期の段階から RCP の IT とネットワークチームと緊密に連携することが不可欠でした。ネットワークの仕様変更が音響と映像配信に及ぼす影響を理解することは、作業をコントロールし、ガイドするために非常に重要でした」と クロウ氏は言います。

あらゆる分野で、技術とハードウェアのインストールについてインテリアデザインと装飾担当者と連携する必要がありました。空間のバイオフィリックな雰囲気を維持することは、導入技術の効果的な有用性を可能にすることと同様に設計の重要な要素でした。「この課題に対応する能力は、 AV システムの初期検証、望ましい技術を初期構想から最終的な設置、試運転まで明確に説明することで大幅に向上しました」とクロウ氏は述べています。

 

柔軟性の再定義:Sennheiser の The Spine における Business Communication ポートフォリオ

会議室、教育スペース、医療検査室、ハイブリッドラーニング用の教室、ライブ配信、高性能の会議スペースなど、種類や規模が様々な部屋が多数あり、柔軟なソリューションが必須でした。クロウ氏によると、Sennheiser 製品の選択と AV 設計の早期導入は、ネットワーク化されたマイクロホンシステムの導入を成功させるためにも重要でした。音声増幅や音声分布を必要とする小さなスペースには、MME-865 デジタル システムなどの簡単に導入できる定評ある製品が必要です。建物全体における広い空間には数多くの TeamConnect Ceiling 2 が導入され、 MobileConnect は聴覚支援ソリューションとして利用されました。

 

柔軟で簡単な設定が可能:TeamConnect Ceiling 2

建物にさまざまな空間があり、それぞれ使用方法とユーザーが異なりますが、The Spine における RCP の共通点にユーザーとの関与を奨励し、自由なアイデアを交換することがありました。TeamConnect Ceiling 2 とその特許取得済みの自動ダイナミックビームフォーミング技術は、これらの条件を完璧に満たしました。「私たちは、建物全体に展開し、さまざまな形状とサイズの部屋で機能し、かつ RCP が求めていた性能と設定の容易さの両方を保証する高度なシーリングマイクを必要としていました。TeamConnect Ceiling 2 はこの課題を完璧に解決しました」とマーシャル氏は言います。

 

柔軟な部屋のデザインに適合する聴覚支援ソリューション:MobileConnect

建物内に多くの部屋があり、その多くが分割可能なため、RCP は幅広い最新の補聴器および従来の補聴器と互換性のある柔軟な聴覚支援ソリューションを必要としていました。MobileConnect、そのネットワーク構造、スマートフォンインターフェースにより、 RCP は従業員と訪問者の両方に包括的で柔軟なソリューションを提供しました。MobileConnect は、特にアクセスを必要とする上げ床がある場合に、従来の可聴周波数ヒアリングループ(Audio Frequency Induction Loop/AFIL)システムよりもはるかに容易に多様なイベントタイプに対応します。

政策立案者およびヘルスケアに影響力を持つ RCP にとって、聴覚支援は心に響くテーマでした。「最先端の聴覚支援技術と固有の柔軟性を駆使する MobileConnect は、この建物と 500 年の歴史を持ち、将来に目を見据える組織にとって適切な選択肢になりました」とマーシャル氏は話しています。

 

中規模な Microsoft Teams 会議室向けに最適化されたオーディオ・ソリューション:TeamConnect Intelligent Speaker

Microsoft Teams 通話用の小さな会議室である The Spine のハブスペースでは、 Spaces at The Spinesチームが TeamConnect Intelligent(TC ISP)を導入しました。TC ISP は、音声コマンドを理解し、シームレスに応答します。これは、Microsoft が有名な理由でもあります。Microsoft Cortana音声認識機能により、ユーザーは言葉でビデオ会議やチーム会議のマイクを制御できます。「当社は TC ISP で非常に良い結果を得ました。小規模な会議室のカバレージはとても良好で、音声品質も優れています。Microsoft Teams 通話への TC ISP の使用に大満足しています」と The Spine の音声映像オペレーションマネージャーであるエイドリアン・プリジョン氏(Adrian Pridgeon)は言います。

 

完璧な相互運用性:Sennheiser | Q-SYS

戦略的パートナーである Sennheiser と Q-SYS は、The Spine での設置前に多くの共同プロジェクトですでに提携関係にあり、価値の高い会議室や教育スペースに認定ソリューションを提供し、優れたユーザー体験を創り出しています。参加者(プレゼンターと観客)の追跡を行うために、The Spine の多くのエリアで TCC 2 とQ-SYS カメラシステムが組み合わされました。TCC2 と Q-SYS コントロールソリューションの相互作用により、信頼性が高く効果的なユーザー体験が保証されます。The Spine の AV 施設全体が、可能な限りネットワーク制御とサービスメンテナンスによってサポートされることが必要だったため、Q-SYS エコシステムに統合された Sennheiser Control Cockpit の導入は、クロウ氏によって非常に貴重でした。「Pure AV のプログラミングとプロジェクト実行チームは、互換性を確保し、必要なソフトウェア調整を実行する点で、Sennheiser と Q-SYS との緊密で直接的な連携を非常に感謝しています。」 RCP の教育担当アソシエイトディレクターであるジャネット・レゲット・ジョーンズ氏( Janet Legget-Jones) は、真の相互運用性の効果に感銘を受けました。「私たちは Sennheiser のマイクと Q-SYS ネットワークシステムを使用して、オンデマンドで聞くユーザーのシームレスな体験のためにハイブリッド環境を作りました。まるで部屋にいるような気分になります。私たちは、これを空間を超えて広がる学習者の真の教育コミュニティと呼んでいます。」

 

永久に持続するコラボレーションの成功:Sennheiser と RCP

RCP の AV リソース責任者であるベン・ペイン氏(Ben Pain)は、 The Spine でのSennheiser 製品の設置に大満足し、このオーディオ専門家との長期にわたる関係を継続する予定です。私たちが The Spine のような世界クラスの多目的会場に要求される、柔軟で高音質な音声を提供できるオーディオサプライヤーを探していましたが、ロンドンの施設で Sennheiser 製品を長年使用し、 SpeechLine と TeamConnect シリーズの高品質な製品を使用した経験から、彼らなら 設計コンセプトを満たすことができると確信しました。MobileConnect はまもなくロンドンの施設にも持ち込まれます。同企業は製品だけでなく、サービスとサポートも提供しています。「Sennheiser のカスタマーサービスへの焦点およびデザインと問題解決のための協力的なアプローチには常に感心させられます。The Spine で彼らと働くことで、この体験はさらに豊かになりました」とペイン氏は言います。

この素晴らしいプロジェクトは、私たちのチームだけでなく、関わった全ての人に興奮の波を巻き起こしています。でも、ご自身でお読みください!

 

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The Spineの詳細

 

このプロジェクトに参加している弊社の製品についての詳細:

TeamConnect Ceiling 2
MobileConnect
SpeechLine DW
TeamConnect Intelligent Speaker

 

Royal College of Physiciansウェブサイト